温かい言葉の例文まとめ/お礼の書き方|暖かい言葉は正しい?

相手にお礼や励ましの言葉を贈る時、温かい言葉は使うべきものです。また相手から「温かいお言葉をありがとう」と言われることもあります。ですが、「そもそも温かいお言葉って何?」と思う人もいるでしょう。今回は温かい言葉とはどんな言葉なのかについて解説します。

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目次

  1. 1温かい言葉の意味
  2. 2温かい言葉の使い方
  3. 3温かい言葉の例文
  4. 4温かい言葉と暖かい言葉の違い
  5. 5お礼を伝える際の注意点
  6. 6温かい言葉はマナーではなく気持ち

温かい言葉の意味

「温かい言葉」と日常で聞きますが、よく考えるとおかしな言葉です。言葉に温度なんてないのに、「言葉」が「温かい」とはどういうことなのでしょうか。そのことも含めて、「温かい言葉」とはどういう意味なのかについて解説します。

温かい言葉とは心のこもったお礼や気遣いの言葉

「温かい言葉」とは一般的に、「優しさや心遣いが感じられる言葉」のことを言います。困っている人を助けると、その人から「ありがとう」とお礼を言われて嬉しくて温かい気持ちになったことはないでしょうか。その「良い気持ちにしてくれる言葉」が「温かい言葉」なのです。

言葉が「温かい」かどうかは言われた側の受け取り方によります。「頑張って」と応援されても、言われた方が「嫌だな、迷惑だな」と思えばそれは「温かい言葉」とは言えません。逆に、「こういうところを頑張らないと」と注意されても、言われた方が「励ましてくれた、頑張ろう!」と激励の言葉に受け取れば、「温かい言葉」になるのです。

「結局言われた人次第じゃないか」と思う人もいるかもしれませんが、だからと言って好き勝手に言って良いわけではありません。言う側も相手を思いやることが大切であり、その気持ちを伝えるために「温かい言葉」を使えなければなりません。

結局温かい言葉ってどんな言葉?

では結局のところ、温かい言葉とは何なのでしょうか。確かに言われる人の性格や状況によって「温かい言葉」の範囲に若干ずれはありますが、基本的に「良い気持ちにさせてくれる言葉」とはある程度の範囲で決まっています。

よく「温かい言葉」とされるのが「ありがとう」というお礼の言葉、「頑張って」と応援する言葉、「お体に気をつけて」という体調を気遣う言葉、「嬉しいです」という喜びの言葉などです。他にも励ましの言葉や激励など、相手を思う優しい言葉や元気づけてくれる言葉が「温かい言葉」と言えるものになります。

温かい言葉の使い方

温かい言葉の使い方は様々あります。何かをしてもらえば「ありがとう」とお礼を言い、相手が辛い状況なら「無理しないでね」とそっと励ますのが温かい言葉の使い方です。

ですが、最近は直接言うのに加えてメールや手紙で伝えることも多いでしょう。特に手紙なんかで「お体に気を付けてお過ごしください」と相手を気遣う言葉を書くことがありますが、ある程度その書き方は決まっています。温かい言葉を正しく伝えられるようになるためにも、書き方には気を配る必要があります。

手紙やメールでの温かい言葉の書き方

よくビジネスでも使われるお礼メールや手紙なら、お礼の言葉は挨拶の後一番に切り出すのが適切な書き方です。地震などの自然災害に被災した人に宛てたものであれば「けがはなかったか」と「心配している」ことを伝えられれば、十分温かみを感じてもらうことが出来るでしょう。

「最近寒くなってきたので体調に気を付けて」と相手を気遣う言葉は、結びの挨拶で書くのが基本的な書き方です。手紙で書くことが多い表現ですが、メールで書いても問題ありません。

返信で「温かいお言葉ありがとうございます」と言ってもらえたのであれば、相手にとって「温かい言葉」だったということになります。この言い回しはお礼というよりは励ましてもらった際に返答で使われる言葉です。逆に相手から「温かいお言葉」を貰ったのなら、「温かいお言葉をありがとう」と返すのが良いでしょう。

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相手の状況によっては温かい言葉が迷惑になることもある

温かい言葉を使うのは良いことですが、相手の状況を考えた方が良い場合もあります。相手を励ますつもりで言ったことが「温かい言葉」として受け止められる一方で、逆に負担になっていることも考えられるからです。

よくあるのが、自然災害で被災した人に「復興頑張ってね」と言われたり、「大変だと思うけれど無理しないでね」と言ったりすることです。逆効果になりかねないため、送る際はよく考えましょう。

勿論これらは「温かいお言葉」と言えるものですが、受け取った人は「もう頑張っているのに、これ以上何を頑張ればいいの?」「無理しないとやっていけない」と相手を傷つけてしまうことが実際にありました。温かい言葉が逆の結果を生む可能性があることも覚えておくべきです。

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温かい言葉の例文

では実際に温かい言葉をどのように使えばいいのか、例文を見ていきましょう。温かい言葉と言えるかどうかは言われた人次第ですが、言う側も相応の伝え方・書き方をすることでより「温かさ」を感じさせることが出来ます。例文では、その「より温かさを伝えられる伝え方・書き方」を中心に取り上げます。

温かい言葉の例文【対象別】

【いつもお世話になっている人への例文】

「先日はご支援を頂き、心より感謝いたします。社員一同、とても元気づけられました。」
「重ねて御礼申し上げます。」
「最近寒い日が多くなってまいりました。星宮様におかれましては、お身体にお気を付けてお過ごしください。」

【そこまで親しくない人でなくても伝えられる例文】
「突然の問い合わせに関わらず、ご丁寧な対応を頂き誠にありがとうございました。」
「ご丁寧にありがとうございます。」

いつもお世話になっている人でも、そうでない人でも、相手にお礼を言ったり気遣ったりするというのはよくあります。日常は勿論、会社で働いているとその機会も多くなるでしょう。たとえメール越しや電話越しでも、相手に嬉しいと思ってもらえる伝え方や書き方を心がける必要があります。

温かい言葉の例文【場面別】

【相手にお礼を言いたい時の例文】

「この度は取引をお受けいただき、誠にありがとうございます。」
「星宮様のお言葉には、いつも元気をいただいております。」

【被災した相手に送る例文】
「遠方からで何もお力になれませんが、落ち着いてまいりましたらまたお会いしたいと存じます。」
「復興活動でお忙しいかと思いますので、今月分の納品はお気になさらないで結構です。」
「もし私共がお力になれることがございましたら、なんなりとお申し付けください。」

【相手を応援する時の例文】
「息子さんの受験の成功を祈っております。」
「木下様の成功をお祈り申し上げます。」

どんな場面でも、温かい言葉の伝え方に特殊な言葉やマナーは必要ありません。手紙やメールの書き方に最低限のマナーというものはありますが、特に温かい言葉はその範囲でなるべく自分の本音に近い言葉を伝えるのがベストです。

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温かい言葉と暖かい言葉の違い

普段「温かい言葉」と書くことが多いですが、同じ読み方で同じように温度が高いことを表す「暖かい」はほとんど使われません。何故「暖かい言葉」とは書かないのでしょうか。その上、「暖かい言葉」と書くのは間違いなのでしょうか。

たとえ同じ読み方でも、「温かい」と「暖かい」には違いがあります。本来それ自体に温度というものがない言葉にも、その違いは影響しているのです。

暖かい言葉は正しい表現?

メールや手紙でも、「暖かい言葉」とは普通書きません。何故そう書かないのかは、一般的に言われる「あたたかい言葉」の対義語(逆の意味の言葉)を考えてみれば分かります。

「いい気持ちにする言葉」の逆は、「嫌な気持ちにする言葉」です。それを一般的に「冷たい言葉」と呼びます。「冷たい」の逆は「温かい」になります。一方、「暖かい」の逆は「寒い」で、(オヤジギャグならともかくとして)「嫌な気持ちになる言葉」のことを「寒い言葉」とは言いません。

言葉というものに熱があるわけではないため正しいか間違いかというのはありません。ですが、基本的に「温かい言葉」と書く方が圧倒的に多いです。メールや手紙でも「温かいお言葉」と書いた方が違和感を持たれないでしょう。

「温かい」と「暖かい」の違いまとめ

温かい 温度が比較的高い
暖かい 外気の気温が比較的高い

「温かい」も「暖かい」も、基本的に「心地良い程度に熱がある」ことを指す言葉ですが、その「熱があるモノ」が何かが違います。「温かい」は生き物やお湯といった「モノ」の「温度」が比較的高いことを言います。一方「暖かい」は「気温」が比較的高いことを指します。

「あたたかい言葉」で考えてみると、「あたたかい言葉」というのは「温かい心」からくるものです。「言葉」と「心」に形はありませんが、一応「モノ」と呼べる存在ですので、「あたたかい言葉」も「温かい言葉」になるのでしょう。

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お礼を伝える際の注意点

温かい言葉は「お礼」も含まれています。日々相手に言うことが多いお礼ですが、伝え方には注意しなくてはならない点があります。

大前提としてお礼というものは、ストレートに伝えなければ伝わりません。特にメールや手紙は表情が見えないため、書き方が重要です。どうしたら相手に気持ちを伝えられるのかを考えてみましょう。

お礼を言うのが遅くなってしまったら一言詫びる

お礼メールや手紙は早めに出すのがとても大切です。ですが、忙しいなどの要因で遅れてしまうこともあるでしょう。その時は「ご連絡が遅くなってしまい申し訳ございません」と一言謝るようにします。

早く連絡すること自体はマナーの一つですが、そうすることで感謝の気持ちが伝わりやすくなるという利点もあります。無理をする必要はありませんが、気持ちが冷めないうちに連絡をした方が良いお便りを送ることが出来るでしょう。

お礼は自分で言葉を選ぶ

メールや手紙の書き方のマナーも大切ですが、あまりに形式ばるのも返って気持ちが伝わりません。慇懃無礼という言葉があるように、丁重すぎるくらいの言葉は逆に白々しく感じられてしまいます。

目上の人に対しても多少は砕けてしまっても、本音に近い言葉を選んだ方が喜ばれます。テンプレートや礼儀にとらわれ過ぎず、自分の言葉で書くのが良いお礼の伝え方です。

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温かい言葉はマナーではなく気持ち

「温かい言葉」とは何なのか、またその伝え方について例文と一緒に解説しました。「温かい言葉」というものは実際に存在しますが、その範囲はあまりにも曖昧です。そのため「この言葉は温かい言葉かどうか」を気にするよりも、「相手に自分の温かい気持ちが届くかどうか」を考える方が「温かい言葉」になりやすいのではないでしょうか。

一番大切なのは「自分の気持ち」です。最低限守らなければならないマナーや形式を踏まえたうえで伝えることが出来れば、相手との信頼関係をもっと深く築くことが出来るでしょう。

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この記事のライター
ふにょり
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