「引き続きよろしくお願いします/いたします」の意味や使い方【例文】

挨拶で「引き続きよろしくお願いします」「引き続きよろしくお願いいたします」と言われることがあります。自ら使うこともあるでしょうが「今後とも」とどう違うのでしょうか。「引き続きよろしくお願いします」「引き続きよろしくお願いいたします」の意味と使い方を解説します。

「引き続きよろしくお願いします/いたします」の意味や使い方【例文】のイメージ

目次

  1. 1「引き続きよろしくお願いします/いたします」の意味
  2. 2「引き続きよろしくお願いします/いたします」の使い方
  3. 3「引き続きよろしくお願いします/いたします」の例文【ビジネス編】
  4. 4「引き続きよろしくお願いします/いたします」への返信の仕方
  5. 5「引き続き」と「今後とも」の違い・使い分け
  6. 6「引き続きよろしくお願いします/いたします」の類語・言い換え表現
  7. 7メールの結びに使える表現一覧
  8. 8メールの結びの挨拶にも気を付けてみよう

「引き続きよろしくお願いします/いたします」の意味

「引き続きよろしくお願いします」「引き続きよろしくお願いいたします」は「これからもよろしくお願いいたします」とほぼ同じか、似た意味で使っている人が大半なのではないでしょうか。いつも使っている反面あまり深く考えずに使いがちですが、一度立ち止まってこの表現の意味を確認してみましょう。

「引き続き」の意味

「引き続き」は「今の状態の継続」を意味する言葉です。つまり「途切れることがなくずっと続いていく」という意味になります。これに「よろしくお願いします」がついている「引き続きよろしくお願いします」は、やはり「これからもよろしくお願いします」のような意味だということが分かりました。

ただし、「引き続き」は「途切れずに続いている」と言う意味を持っています。つまり、この先もまだ同じ案件や、やり取りが続いていくことを意味しているのです。

「引き続きよろしくお願いいたします」の方が丁寧

「よろしくお願いします」と「よろしくお願いいたします」では、後者の方が丁寧です。何故なら、謙譲語の「致す(いたす)」がついているからです。これがあるということは相手に敬意を払っていることになります。

ビジネスで敬語を使うのは基本中の基本です。実際仕事関係で使う時は「よろしくお願いいたします」の方を使うようにしましょう。

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「引き続きよろしくお願いします/いたします」の使い方

「引き続きよろしくお願いします」と「引き続きよろしくお願いいたします」はどんな使い方をするのが効果的なのでしょうか。よくメールの文章でも対面時の口語でも使われていますが、口で言っても良いのでしょうか。

メールの結びの挨拶が基本的な使い方

「引き続きよろしくお願いします」「引き続きよろしくお願いいたします」で一番多い使い方はメールの結びの挨拶です。文の最後に「引き続きよろしくお願いいたします」と書くことで、相手は「これからもやり取りしてくれるんだな」と思ってもらえます。

また「引き続きよろしくお願いします」「引き続きよろしくお願いいたします」は打ち合わせの終わり等、直接口で言う際にも使われます。書き言葉の方が向いているということもないため、口で言うのも問題ありません。メールであっても口語であっても、基本的な使い方は結びの挨拶です。

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「引き続きよろしくお願いいたします」の前に「のほど」をつける使い方もある

工夫の一つとして「引き続きよろしくお願いいたします」の前に、「○○のほど(程)」をつける使い方もあります。「のほど」はお願いの意味の強さを弱める婉曲表現で、ビジネス敬語では頻繁に使われます。

ビジネスでいつまでも同じ言葉を使うのは、冗長になって印象も良くありません。不自然にならない程度に違う言葉を付け足してみるのは、相手の気遣いでもあります。

例文でもやりますが、「ご検討のほど、引き続きよろしくお願いいたします」なら相手は以前から現在にかけて「ご検討」していることになります。そしてこの先も「ご検討」することになっているのが分かっているため、この表現が使えるのです。

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「引き続きよろしくお願いします/いたします」の例文【ビジネス編】

それでは「引き続きよろしくお願いします」「引き続きよろしくお願いいたします」のより具体的な例文を見ていきます。ここでは実際に人に使っていることを前提としているので、例文ではより丁寧な「引き続きよろしくお願いいたします」の方だけを使用します。職場やメールで使う際の参考としてご活用ください。

ビジネスシーンやメールで使える「引き続きよろしくお願いします/いたします」の例文

【例文】

「それでは、引き続きよろしくお願いいたします。」
「ご査収の程引き続きよろしくお願いいたします。」
「引き続き、ご指導のほどよろしくお願いいたします」

いずれの例文も、メールや打合せ・会議のようなビジネスシーンで使うことが出来ます。もっと応用的な使い方としては「引き続き」と「よろしくお願いいたします」の間に「○○のほど(程)」を入れることも出来ます。どれも正しい使い方なので、どちらの方が自然なのかを考えて使うのがベストです。

「引き続きよろしくお願いします/いたします」への返信の仕方

「引き続きよろしくお願いします」「引き続きよろしくお願いいたします」の使い方を説明しましたが、逆に相手からこの言葉を言われたら何と返信すれば良いのでしょうか。自分も使う事が多い言葉は、当然相手もよく使ってきます。お返事のし方も心得ておく必要があります。

「こちらこそ」等をつける

【返信の例文】

「こちらこそよろしくお願いいたします。」
「(私の方こそ)至らぬ点はあるかと思いますが、何卒よろしくお願いいたします。」

例文は返信の一例です。他にも適切な返信はありますが、一番丁寧かつ無難なのは、この辺りの表現になります。逆に「引き続きよろしくお願いします」と言われて、こちらもそのまま「引き続きよろしくお願いします」と返すのは幼稚な印象なのでやめた方が良いでしょう。

「よろしくお願いいたします」だけでも良いか

メールでも対面でも、相手から言われた場合の返信に「よろしくお願いいたします」とだけ返しても特に失礼ではありません。さすがに何度も使われると「心がこもっていない」と思われますが、何度も使わないのであれば返信のし方の選択肢に含めて良いでしょう。

「引き続き」と「今後とも」の違い・使い分け

よく似た意味の言葉に「今後ともよろしくお願いします」「今後ともよろしくお願いいたします」という言い方が存在しています。違うのは前についている「引き続き」か「今後とも」かというだけですが、実際に使う時はどうやって使い分ければ良いのでしょう。

「引き続き」は継続で「今後とも」は一旦用事が終わってもまたやりとりする

引き続き 絶え間なく続いていく
今後とも これからも
今のやり取りが終わってもまたやり取りすること


「引き続き」及び「今後とも」は、似ているようで微妙に意味が違います。「引き続き」は「今もこれからも同じ用件でやりとりを続けていく」ことが前提になる一方、「今後とも」の場合「一度今の用件が終わっても、また別の用件でやりとりする」という意味を持ちます。どちらも「未来のこと」を指しますが、ニュアンスが少し違っています。

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やりとりしている間にも「今後とも」は使える

【例文】

「今後ともよろしくお願いいたします。」
「今後とも変わらぬ、お付き合いのほどをよろしくお願いいたします。」
「今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。」
「どうか今後ともよろしくお願い申し上げます。」

「今後ともよろしくお願いいたします」の使い方は「引き続きよろしくお願いいたします」とほぼ同じで、挨拶に使えます。大きく違うのは、「引き続き…」は「今後とも…」に言い換えられる点です。

同じ用件でやりとりが続いていっても、それは「今後とも」やり取りをすることになるのでおかしくありません。逆に、その場で今までのやり取りが終わるのに「引き続き」を使うのは不自然になってしまいます。

このように、逆はできても「今後ともよろしくお願いいたします」を、「引き続きよろしくお願いいたします」に言い換えすることはできませんので注意しましょう。「今後とも」は指す範囲がとても広い言葉ですが、「引き続き」はそうではないということでもあります。

「引き続きよろしくお願いします/いたします」の類語・言い換え表現

「引き続きよろしくお願いします」「引き続きよろしくお願いいたします」を、類語を使って言い換えたい場合どのような言葉を使えば良いのでしょうか。「引き続き」の類語を中心に、近い意味で言い換えられる表現を紹介します。

類語として使えるのは「これからも」「変わらず」等

【類語を使った例文】

「これからもよろしくお願いいたします。」
「この後も変わらずよろしくお願いいたします。」
「これまで通りよろしくお願いいたします。」

「引き続き」の類語になるのは「これからも」「変わらず」「これまで通り」等です。「今後とも」も類語の一つに数えられます。類語とはいえ「引き続き」と必ずしも同じ意味にはなりませんが、大体似たような内容を伝えることが出来ます。

メールの結びに使える表現一覧

「引き続きよろしくお願いいたします」や「今後ともよろしくお願いいたします」以外にもメールの結びの挨拶に使える表現はあります。場面によって使えるものも変わっていきますので、状況に応じて使い分けていきましょう。

場面別の結びの挨拶

【例文】

「○○いただけますようお願い申し上げます。」(依頼メール)
「ご返信をお待ちしております。」(返事が欲しい場合の依頼メール)
「ご確認の上、問題がなければご返信は不要です。」(返信がいらない場合)
「ご確認いただければ幸いです。よろしくお願い申し上げます。」(確認を依頼するメール)
「まずはお礼申し上げます。」(とりあえずお礼を伝える場合)
「取り急ぎ、お礼を申し上げます。」(時間がない時にお礼だけを伝える場合)

ここで取り上げたものは一例であり、他にも使える結びの挨拶は存在します。状況ごとに結びとして使える挨拶は変わっていきますので、柔軟に対応していくことが肝要です。どれもビジネスで使えるものですが、「取り急ぎ」を使った挨拶は目上の人には失礼になるため気を付けましょう。

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メールの結びの挨拶にも気を付けてみよう

「引き続きよろしくお願いします」「引き続きよろしくお願いいたします」の意味と使い方について紹介しました。この表現もメールの結びの挨拶として代表的な言葉ですが、だからこそ冗長になりがちです。冗長なのは評価を下げる要因になりかねません。

実は仕事が出来る人ほど、この最後の挨拶にもこだわりを持っている人は多いのです。礼儀が大事なビジネスでは無限に表現があるわけではないので難しいところですが、やり取りするごとに結びの挨拶を変えてみましょう。それだけでも、相手は気遣ってくれていると感じてもらえます。

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この記事のライター
ふにょり
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